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薬局の人間関係が悪くなる原因【対処法も解説します】

  • 2020年5月15日
  • 2020年5月15日
  • 薬剤師
頭を抱える薬剤師

職場の人間関係に悩む薬剤師「職場の人間関係がギスギスしていて働きにくい・・・。それも仕事と割り切れ!とか、自分が変わるしかない!とか聞くけど、私には無理・・・。もうどうすればいいの?」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている僕は、現在4年目の現役薬剤師です。
以前の勤めていた薬局では、かなり空気がギスギスしていました。

こういった、職場で働くのはツライですよね。
毎日心が削られていきます。

では、なぜこのような環境になってしまうのか?
また、どうすればこの問題が解決できるのか?

僕の経験と、調べたことをストレートに解説していきます。
現在、薬局での人間関係に悩みを持つ人には、わりと参考になるかなと思います。

薬局の人間関係が悪くなる原因は、上司 or 環境です【あなたは悪くない】

腐ったリンゴ

「自分がうまく溶け込めないのが原因だ」と思うのは、わりと勘違いです。

上司がハズレだと、働きにくさは10倍になります

上司のうち、73.5%は嫌いな(ハズレ)上司みたいです。
→「上司が嫌いで辞めたい!」実際に転職した人はXX%。退職理由にしていいの?

マイナビのアンケート結果によると、その理由は以下の通りです。

  • 理不尽
  • 自己中心的
  • 自分のやり方を押し付けてくる
  • 人によって対応が変わる
  • 厳しい
  • 感情的になる
  • 仕事ができない

薬局だけのアンケートではないですが、概ね当てはまるんじゃないかなと思います。

ただでさえ、薬局は狭くて人間関係が濃くなりやすいです。
こんな人がいたら働きにくいのは当然ですね。
別にあなたがその場でどう頑張ったところで、働きやすくなることなど、ないと思います。

でもなんで、上司ってこんなにも傲慢な態度をとる人が多いんでしょうか?
その上司の人間性の問題ではなく、ちゃんとした理由があります。

上司が傲慢になりやすいのは、人間として普通のことです

突然ですが質問です。

「あなたは上司という言葉を聞いて、どんなイメージを浮かべますか?」

  • 傲慢で口だけの人
  • 一緒に働いていて、イライラする人
  • すぐ感情的になって怒鳴ってくる人

ここで上記のようなイメージを持つ人は多いと思います。
残念ながらそういう人たちは、将来傲慢な上司となるでしょう。

でもそれは自然なことです。

というのも、人間は与えられた役割に合わせようとするからです。
スタンフォード監獄実験という、超有名な心理学の実験があります。

一言で言うと、監獄を模した施設で被験者を囚人役と看守役に分けて、その行動を観察した研究です。

結果、人間は周りの環境や与えられた役割によって、行動が変わってしまうことがわかりました。

そしてそれは、元々の性格とは関係なく、役割を与えられただけで影響を受けるそうです。

つまり上司という立場に立った人は、上司らしく振舞おうとします。この時、「上司とは傲慢である」というイメージを持っていると、無意識に傲慢な態度を取りやすくなってしまいます。

逆に良いイメージを持っている人は、良き上司になるでしょう。

働く環境が悪いと、人間関係も悪くなる

こんな環境は要注意です。

  • 薬剤師数に対して、処方箋枚数が多すぎる
  • 通勤に時間をかけている人が多い
  • 常連のクレーマーがいる

上記の通りです。

こういった環境は、どうしてもストレスが溜まりやすいです。
みんなピリピリしやすくなるのは、わかるかと思います。

薬剤師はゆっくり働ける環境が理想

薬剤師にはミスが許されませんね。
しかし、ピリピリした薬局ほどミスが多いと思います。

理由は以下の通りで

「テキパキ作業できないと、みんなに迷惑をかけちゃう・・・」

というプレッシャーを、どうしても感じやすいからです。

遅すぎるのは問題ですが、1個1個ちゃんと確認して作業できるくらいの、余裕がある店舗のほうが、圧倒的に働きやすく人間関係も良くなりやすいと思います。

職場の人間関係の問題からは逃げるのが一番です

解放感

耐える日々は本当にツライです・・・。

以前の僕は、究極的にアホでした

僕が薬局での人間関係に悩んでいた頃、以下のようなことを考えていました。

  • 嫌な人でも、良いところを探してみる
  • こんな環境にいることも、仕事の内だと考える
  • 波風たてないように、立ち回る

ネットで調べて出てきたことを、いろいろ試した感じです。

結果、逆にいい年した大人が夜泣いてしまうくらいツラくなりました。

逃げたら一瞬で解決した

半年ほどで耐え切れず、その店舗から僕は逃げました。
会社に「異動させてほしい」と人生初めて自分から願い出た感じです。

それだけですべて解決しました。

「あぁ、これだけでよかったんだ。なんかいろいろと頑張って耐えてたのは本当にアホだった・・・」と思いました。

異動できるならまずは異動、無理なら転職しかないかなと思います。

大手企業のチェーン薬局にいる限り、運ゲーと悟った

僕は逃げた先の店舗で、1年ちょっと働きました。
そこは非常に働きやすく、人間関係も良好で日々充実していました。

しかし再び異動することになり、また地獄へ逆戻りでした。

自分がこれから何十年と働いていく環境が、運で決まってしまうというのは、僕には受け入れられず、もう一度異動を願い出てもまた繰り返すだけだと思ったので、異動のない薬局へ転職することにしました。

人間関係の良い職場の探し方

僕が転職時に意識したのは以下の通りです。

  • 薬剤師数に対して、処方箋枚数が何枚か
  • 薬局の年齢構成・男女構成
  • 異動がない
  • 実際に見学に行き、話をしてみる

特に1番下の、「見学に行くこと」が、最も重要です。

交通費などお金はかかりますが、今後長く働くつもりなら投資しておくべきです。
ここをケチると、結局運ゲーになってしまいます。

とりあえず行動してみる→それから考えるがGood

昔の僕みたいに、あれこれ考えているだけでは何も変わりません。

確かに環境を変えようと行動するのは、怖いです。
しかし、天才ではないなら経験してみないと、どうなるかわかりません。

なのでまずは何かしら行動してみてから、考えるのがよいかなと思います。

ただ「いきなり異動とか願い出たら、評価とか落ちたりしないかな・・・?」という心配もあると思います。

これは「そういう環境にしている薬局長の責任」で、薬局長の評価は落ちるかもですが、あなたは気にしなくて良いと思います。

ただ「ネットで調べた情報だけでは心配・・・」という人は、マイナビ薬剤師あたりで相談するのもありかなと思います。転職までする気が今はなくても、薬剤師業界に博識なエージェントと無料で相談できます。

何かしらの行動をしないと環境は変わりません。

実際に異動を願い出たり、転職したりするのはいろいろ情報を集めてからの判断で良いと思います。まずはたった一歩でも動いてみましょう。

というわけで、以前の僕のように薬局の人間関係に悩んでいる人に伝わればいいなと思って記事を書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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